「Visual Art Series」は、文様を描いたモノクロイラスト、実際に撮影した人物や動物を基にしたシルエットアート、写真に言葉を添えた作品など、さまざまな方法で内なる世界を表現する作品群です。
描くこと、写すこと、組み合わせること、そして言葉を添えること。
それぞれのシリーズで用いる手法は異なりますが、その根底には、目に見えるものの奥にある感情や記憶、物語を形にしたいという共通の思いがあります。
作品は、ひとつの答えを示すためのものではありません。文様、輪郭、光と影、写真と言葉の間に余白を残すことで、観る人それぞれの記憶や想像につながる“扉”となることを願っています。
Pattern Illustrations
鉛筆で描いた下絵をもとに、一つひとつの文様をデジタルで描き重ねるモノクロイラストのシリーズです。
花や自然、魚などの生き物、曼荼羅を思わせる構成を、大小さまざまな文様の集積によって形づくります。文様そのものが作品を構成し、小さな物語や幻想の世界への入口となります。
Palm Sutra(掌経)
手や腕を写したモノクロ写真に、電球や石などのイメージと詩的な文章を重ねたシリーズです。
手のしぐさと物、形と言葉の組み合わせを通して、存在や変化、現実と想像のあわいに生まれる小さな問いを描きます。
Shadow Dialogue Series
実際に撮影した人物や動物をシルエットに変え、夜空や宇宙、木々などの背景と詩的な文章を組み合わせたシリーズです。
光と影、沈黙と言葉の間に生まれる情景を通して、大切な存在や記憶、心の奥にいる自分との静かな対話を描きます。
Philosophical Silhouette Art
実際に撮影した人物を黒いシルエットに変え、夜空や宇宙などの背景と組み合わせたデジタルアートです。
作品内に文章を置かず、人物の輪郭としぐさ、背景との間に生まれる余白によって、存在や時間、心の奥に潜む問いを静かに映し出します。
Little Lift Series
犬や猫、植物などの写真に、「Take a Pause.」をはじめとする短い言葉を添えた写真作品のシリーズです。
大きな言葉で励ますのではなく、動物の穏やかな表情や植物の姿を通して、慌ただしい日常の中に、小さな安らぎや温もりを届けることを願っています。
文様と輪郭、現実と想像、光と影、沈黙と言葉。
異なる表現方法によって生まれた5つのシリーズから、PatternRealmsの視覚表現の世界をご覧ください。